「都度払い脱毛」は利用のたびに料金を支払う料金システムで脱毛は基本1回の利用ではあまり意味がないことから5回や10回などコースにして提供されることが多く、都度払いは対応していてもコースに比べて単価が割高でこれまではあまり人気がありませんでした。
しかし近年では都度払いで安い料金を提供するケースも増えてきており存在感を増してきているようなので安いまま都度払い脱毛を提供しているクリニックやメリット・デメリットなどをまとめてみました。
全身脱毛 1回19800円(顔・首周り・VIOなし)
当サイトで調べている東京の全身脱毛価格ランキングで2019年から1位を守り続けているところです。
最近はCMの露出や多数のクリニック展開などが目覚ましく急成長しています。ラ・フィーユという正直無名の機種で他の医療機関で使用しているところはまだ、見たことはないのですがダイオードレーザーを搭載しており、レーザーの種類自体はこれまでの医療脱毛でもよく利用されている種類ではあります。
価格的には複数部位をセットにした5回コースのほうが魅力としては高いですが全30種の都度払いメニューをそろえています。
最近はCMの露出や多数のクリニック展開などが目覚ましく急成長しています。ラ・フィーユという正直無名の機種で他の医療機関で使用しているところはまだ、見たことはないのですがダイオードレーザーを搭載しており、レーザーの種類自体はこれまでの医療脱毛でもよく利用されている種類ではあります。
15種類の都度払いメニューがあるにはありますが2回分で5回コースの価格に匹敵したり上回ったりと利用させる気はほとんどないさそうな価格設定です。
唯一、脇脱毛が1回4400円(21年6月確認時)リーズナブルな価格で利用することが出来そうです。
細かい部位はS/M/Lで分けられた価格設定で、全身や上・下半身など一定の範囲を含めたメニューでも都度払い設定がなされています。他には3・6回のメニューがありますが6回の単価からは4割強ほど都度払いでは高い傾向となっています。
あらおクリニックHP女性のみ1回のコースメニューが掲載されています。男性の施術にも対応はしていますがこちらには都度払いの明記はありませんでした。
初回限定価格が多く、都度払いだと2回目値上がりするのか下がるのか気になるところです。他にも平日昼間と夜間、休日で価格が変わったり別途、薬代、麻酔代、処置代など雑費もなかなか多そうな印象はあります。
渋谷美容外科クリニックHPHPで公開されている最大コースでは全身脱毛では5回、小部位では6回のコースが設定されていて都度払いとの単価差では全身脱毛では約2万円前後、脇では2000円の差があります。
料金の支払いの違いによるメリット・デメリットなんて「気軽かまとまった金額が必要か」程度のことと思いがちですが、こうして文章に起こしてあれこれ思索してみたら思いのほか奥深いのかもしれないと思ったので、ぜひご一読いただければ幸いです。
コース契約は原則、一括前払いのところがほとんどでまとまった金額が必要になってきます。最近はクレジットの分割払いの月額表記のほうが目立っているなんてことも珍しくないですが、このような場合、途中で辞めたくなったら、辞めづらい空気であったり、手続きが面倒といったことが足かせになりえますが、都度払いであればこのようなことで憂慮することはありません。
ただ、お試しということなら体験メニューを実施しているところを選んだほうがより適性度は高いでしょう。
メリット1でも少し触れていますが、回数による縛りがないため「効果が感じない」「痛みや接客面での苦痛」といったネガティヴな要因があればすぐやめられますし、「想像とはなんか違った」みたいな緩い理由でも辞められます。
というか、予約の無断キャンセルなどペナルティが発生しない状況であればただ、行かなければいいだけです。
都度払いのメリットは一言で集約すると束縛がないことと言えるでしょう。
都度払いで現状、価格的に際立っているのはあおばクリニックの全身脱毛ぐらいでキレイになる仕上がりまで含めた回数換算だと都度払いではほとんどのところが割高になってしまいます。
コース契約の場合「照射回数に応じた出力の違い」というのが緻密な脱毛施術を行っているところなら十分にあり得ます。実際、施術者の方にお話を伺う機会があった際に照射出力は回数に応じて使い分けると聞いたこともあります。
また、「都度払いだと次回の予約がないため計画的な照射もできず当たり障りのない照射しかできないことも」ともおっしゃっていました。
最近は毛周期に関係なく脱毛できることをアピールする脱毛法もありますが、長らく効果的な脱毛を行うには毛の生え変わるサイクルの中で一番元気な「成長期」の毛に照射することが効果的とされていて今もこの毛周期に合せて脱毛施術を行うのが主流となっています。
前述の次回の予約がないこともある程度共通することではありますがコース契約なら毛周期的にも次の適切な時期に予約を提案してくれる場合が多いはずです。
都度払いではそういった事がないですから自分で計算する必要があります。脱毛の施術間隔の多くは2ヶ月の1回のペースが多いですが、「今が適切な時期だけど忙しさで先送りしてしまう」「うっかり適切な時期を忘れてしまう」といった計画的な実行が苦手な方はこういった面でも「1回分の照射効果が十分に得られない可能性」がでてきます。
他にもコース契約の際は利用時の注意事項の説明などもあるはずで、例えば施術期間の日焼けは避けるよう言われることが多いはずです。
都度払いになると、その時の肌の状態が問題なければただ、照射してくれて継続利用の前提ではないため、せいぜい施術直後に肌へ刺激を与えないような注意事項でとどまってしまい自分で行う肌のケア意識がおろそかになってしまう可能性などもあります。
炎症状態でない日焼け肌やアトピー肌など多様な肌質に対応してくれるクリニックも増えてきてはいますが常識的に考えればやはり日焼けがなく乾燥していない肌・保湿のしっかりしている肌といった健康的な肌のほうが強い照射に耐えうると考えるのは普通と思うので実は効果的な脱毛をするには利用者の協力も不可欠なのではないでしょうか。
スキンケア対策を自己管理で徹底するのが苦手のような方には効果面では都度払いの相性が良くない可能性も考えられます。